たしか、一昨年のこと。
pi~pi~♫と鳴く声が家の直ぐ傍から聴こえて来るので外を覗いてみたら、柵に一羽の幼鳥がこっちを見て鳴いていました(距離にして1mくらい)。一瞬、私は相方を呼びにその場を離れ再び戻ると、その柵には居なくて、向かいの電線に移動していました。そこでもpi~pi~♫と鳴いている。よく見てみたら、隣の電線にももう一羽の幼鳥が。時刻は夕方。ヒヨドリの親がしきりに「もう帰るよ!」と促して周りをバタバタと飛ぶも、その二羽は全然そこを動く気配はなく。薄暗くなって、親鳥はとうとう諦めて何処かへいってしまいました。
その2羽のチビ達が心配で、時間をおいて何度も様子を見てしまうのですが…..
ジッと電線に停まり、どうやらそのまま寝てしまっている様子。
夜が更けて真っ暗な中、ジッと小さな影2つ。
この電線は私の寝る部屋の直ぐ前で、私も気が気ではなかったのですがなんとか眠りについて 次の日。まだ薄暗い明け方、カラスの声とともに目が覚め、直ぐに電線を見てみると…なんと、親鳥がチビ達を起こしにやって来たところでした!
一羽のチビが親鳥に起こされ、身体をプルプルっと震わせて起きる瞬間を見たのでしたー♫
二羽とも起きると、親鳥とともに何処かへと飛びたっていきました。薄暗い朝の、ものの数分の出来事でした。
鳥の親子。人間には計り知れない愛情で繋がっているのですね。
今、いろんな鳥達がカップルで巣作りに奮闘中。また、どこかで幼鳥の可愛い姿見れるかしら。。
追記:絵はこの話とは関係ないスズメを引っ張り出してきたのですけれど、真ん中の子が私の見たヒヨドリのチビにそっくりー♪