そこは、
何処の国なのか
いつ頃の季節なのか
朝なのか夕暮れ近くなのか
わからないけれど
心地良い風を肌で感じ
優しい音色に包まれて
夢のつづきをみることにします♪
- - - - - - - - - - -
ひとりでも一瞬でも
心がポッと温かくなる様な
そんなシーンをこれからも制作していきたい
年初めに強く思うのでした。
去年は、世界中が大変なことになってしまいました。
今年は、必ず上がっていく。
2021年は、良い年となります様に✨
ずっと天気が悪く肌寒い日が続いていました。
今日は久しぶりに秋晴れポカポカの一日と成りました。
いつからか自生して咲くようになった我が家の彼岸花。
その花から花へと丁寧に舞いながら移動している黒い蝶が目に留まった。
なんの蝶かな?と、そっと近づいてみると…それは、翅がボロボロになったクロアゲハではないですか。
翅の原型がわからず、あの優雅なアゲハチョウにはとうてい見えなかった。
よほど彼岸花が気に入ったのか、ずっと飛んでいる。
ほんとにずっと。
側に居るとその痛んだ翅がバサバサと音をたてている。
なんて切ない。。なんて哀しい。。
いや、そんなことないか。君は美しい。美しいょ。
有終の美を一生懸命飾っているんだね。
ちゃんと君の姿を心に留めておくから。
コロナの秋か。。。
この秋はいつになく加速して深まっていく。
地図で見ると、ウチの周りにはモコモコとしたミドリのエリアが彼方此方にある。
いつも散歩に行くいくつかのコースに加えて、このコロナ感染での自粛生活が始まってから、さらにコースが何通りも増えた。
その中で、ウチから一番近いであろう田んぼのコース。
そこへは、細い川沿いを歩いていくのですが、その川ではカワセミが行き来しているので(滅多に見れないけれど…)、カワセミを探しながらトボトボと歩いていくうちにやがて田んぼへ。
先日、その田んぼでなんと <ギンヤンマ> を見つけた!
トンボの中でも身体が大きく、最速最強のトンボだ。もしかしたら、私はちゃんと見るのは初めてかもしれない。あの黄緑とブルーの綺麗な意匠を間近で見た記憶がない。
カメラを持っていたけれど構える余裕も無く、数分も無いくらいの短い時間だった。
写真を撮ることは出来なかったけれど、目で見て頭のメモリに焼き付けることが出来たからよしよし。
でも。。いつか写真撮りたいな。。
その後、何度か訪れてはいつもギンヤンマを探している。
シオカラとか赤トンボは飛んでいる。でも、ギンヤンマはなかなか見つけることが出来ない。
少し前、田植えしたばかりだった田んぼの稲の背丈がずいぶん育ってきたなぁ〜なんて見ていたそのとき、再びギンヤンマに会うことが出来た。数回クルクル回ったと思ったら何処かへ行ってしまった。
飛んでいった方にフラフラと移動して目を凝らしていたら居た居た!水際で交尾している。
シャッターチャンス♫
とうとうギンヤンマを撮ることが出来た。
ウレシくて思わずSNSに写真をアップしちゃいました。
SNSでは虫にとても詳しいおともだちが何人もいるんですけど、それは産卵であることを教えていただいた。
産卵だったんだぁ。びっくり。ギンヤンマはツガイで産卵するらしい。メスが水中に潜って、オスがサポートしてくれるんだね。
それにしても滅多にお目にかかれないギンヤンマというのに、その産卵ショットを撮ることが出来るなんて。。。
これはワタシ的にはスゴいスクープ。
ひとりニタニタしてしまぅ♫
ギンヤンマ以外に出会ったトンボさんたち。
コオニヤンマ・オオシオカラトンボ・ショウジョウトンボ
まだまだ夏が続きます。この夏、さらにどんな出会いがあるかなー
庭仕事をしていて、ふと気が付いた。何処からか小鳥の声が聴こえて来る。数羽、ヒナの声だ。pipipipi〜〜♫♫♫
ウチの裏を見回しても何処から聴こえてくるのかわからない。
逆さになった植木鉢?草陰?ん…まさか?!ビックリ!
なんと、電気メーターの中からだ!
この中に小鳥の巣があるのか??
親鳥のシジュウカラが側まで来て鳴いている。
そう。シジュウカラファミリーの大家になってしまった。
4月の終わり頃のことだった。
ネットでみたら、電気メーターボックスに巣作りされてしまうことはあるみたい。
でも、中には配線コードもあるし感電とか漏電とかが心配だなぁ。。
おそらく卵から孵って2-3日だと思うので、2週間巣立つまで見守るしかなった。
ちなみに、鳥の巣というのは卵を産んだ後、勝手に撤去してはいけない鳥獣保護法という法律で守られているのだ。
ヒナ達は、日を追うごとに声で成長しているのがわかった。赤ちゃんだった声が子どもの声に変化している。
何羽居るのかねぇ。
成長すると体も大きくなってどんどん狭くなるだろうに。
親鳥は、餌やりで大忙しだ。おそらくツガイで代わる代わるやりに来ているのだと思う。
ハラハラ見守ってきて2週間ほど。親鳥には悪いけれど側で動画をちょっとだけ回した。
なんとヒナが顔を出してくれた♪
でもでも心配だょ。落ちたら大変だもの。
お腹すいて餌のおねだりもエスカレートしてきた感じ。
とにかく騒がしい♫♫♫かなり離れていても聞こえてしまう。pipipipi〜〜♫pipipipi〜〜♫
巣立ちそろそろな予感。。
https://www.youtube.com/watch?v=xzyj81Hpkdo
次の日、朝早くにシジュウカラの声で目覚めて様子を探る。でも、まだボックスの中にヒナは居るし、親鳥もせわしなく餌を運んできているし。
うーむ。でもなんか、いつもと違う気がする。
今日、決行かな。。
しばらくすると、親鳥が少し離れたところで力強く鳴きだした。ん!ヒナ達を呼んでいるのか!
いよいよ巣立ちかと見ていたのだけれど、ヒナ達が出てくることもなく何処かに行ってしまった。
そんなこんなで流石にシジュウカラから気持ちも離れて庭仕事をやっていると…
あれれっ?!ヒナ達の声が他所から聞こえてくるじゃん。わゎっ、巣立っていた!!
たぶん少し前だな。なーんと、大家だというのに旅立ちを見送ることが出来なかった。
30mほど離れた電線に止まっている数羽を確認。
そこからさらに離れて飛んでいくも、1羽だけ飛ばないでしばらく残っていた。「ヤダヤダ、怖いょー♪」って、ビビリの子が居るんだね。親がまた戻ってきて「ほら、行くょ!」って。
やっと飛んでいってみんなと合流したっぽい。
そう、1時間くらいはまだこのファミリーの微笑ましい鳴き声が小さくなりながらも聞こえていた。
見送ることは叶わなかったけれど、無事巣立つことが出来てホントに良かったょー
気配のなくなった電気メーターボックスが虚しい。これはやはり危ないから巣は作れないようにしようと思う。
でもね。シジュウカラが里帰りしたときにガッカリさせるのは忍びないので、そのお隣に巣箱を作るつもり。
つい先日のシジュウカラの巣立ち!でした♫
自然の世界ではいつもの日常だ。
季節もいつも通りに変化している。
でも、世界中の人々がふつうの日常ではなくなってしまった。
この夏はどんな夏になるのだろう。。
長く感じるのかな。あっという間に過ぎていくのかな。
せめて季節の移ろいに癒されていきたいな♩
久々に近所散策に出掛け嬉しい出会いが!
今の時期、春にしか会えない<ビロードツリアブ>に出会えた♫
まだちゃんと見たことなかったし、
ラッキーにも動画を撮ることが出来たのだ。
モフモフまるまるのちっこい奴。
ホバリングして、羽を小刻みにパタパタさせている姿が
超カワィィ〜♡
youtubeにこっそりupした可愛い奴↓。
https://www.youtube.com/watch?v=CJFf333tFVE
今、世界中コロナウイルスの感染拡大で凄いことになっている。
そんな状況でも、散歩して見渡せば花々は春色満載で木々の新緑が輝いている。
優しく響くせせらぎの音
少し冷たい風に揺られてザワザワと揺れる木々の音
小鳥たちの賑やかなさえずり♫
そこかしこに命が動き出している。
ふつうに暮らすことがどんなに幸せなことなのかと
しみじみ感じるこの頃。。
今はひたすらじっと耐え、終息を願うばかりです。
また紙の話になります。
少し前に、雪の場面が多いお仕事をしました。
雪、、、となると白。だからと言って、染めてないただの白い和紙ばかりを使っていては何の変化もないし、表現出来ない。
では、少し色味のある薄い色を使おう。グレー?ブルーグレー?あまり彩度を下げると汚くなるし、彩度を上げたブルーーの淡い色かな!という方向で制作開始!さて、問題は紙。あまりフラットに均一に染まった紙ではダメだ。どうしよう。。悩んだ末に制作に使ったのが、以前購入した厚手の紙で、吸い込みがイマイチでとても使い勝手が悪くて敬遠していた紙。この紙の裏の色の染み込み具合が、雪のフワフワした感じにイメージするのです。これだ! これに決めてからたくさん染めて、その中からピックアップしてそれぞれの場面に変化が出るようにチョイスしていきました。
色ムラを敢えて使うわけだけれど、色ムラが汚く見えてしまうものは没。その辺りの見極めが難しい。ホントに。
なかなか思うように色も出ないし焦ります。いつも。
染めの作業は紙との対話。でも、そこでとことん納得のいくまで(時間との闘いでもありますが…)やらないと最終的に良い出来にはならないのです。
紙は深いなぁ。
色って果てしないなぁ。
探求はまだまだつづく。