今、いちばんイイ感じに満開だというのに、天気が悪い日が続いて残念ですが。。雨の合間に見に行ったさくら達は、ひっそりと華やかに咲きまくっていました♪
日本人にとって、春の主役は この さくら…染井吉野さん。
ソメイヨシノは、300年前 江戸末期に人工交配によってつくられたそうで。
その後 観賞用として人の手によって増えていった さくら。
人の手による接ぎ木だから、みんな同じ遺伝子をもったクローンの さくら。
同じ遺伝子だから、桜前線ということばもある様に、咲く条件も散る条件も同じ さくら。
いっせいに咲き誇って、数日で雨風でさくら吹雪となって散っていく さくら。
そんなカンジで ソメイヨシノは人工的につくられた品種だし、それまで存在していた他の桜に代って爆発的に増えていったのだし、おまけにクローン桜とか言われてるしで、元を知るほどあまり良い印象は無いんですよね。
でも、毎年 春にこれだけ都会を華やかに彩って、300年もの間 人をhappyにしてきてくれたのだから やっぱりスゴい存在だと思うな。
ソメイヨシノって、人が手をかけてあげないと弱りやすいということだし、人が手をかけなくなったら滅びてしまう。
誇らしく咲く姿からは想像もつかない宿命を持っているのだな。
江戸から生まれた都会の さくら。。
人間のエゴから増えていったさくら。。かもしれないちょっと物悲しいルーツはあるけれど、その儚い運命を持ち合わせながらも毎春 健気に咲いている染井吉野さんを優しく見守っていきたいな。。これからも。
天気良くなって、もう少し咲き続けてくださ~い^-^