ずっと天気が悪く肌寒い日が続いていました。
今日は久しぶりに秋晴れポカポカの一日と成りました。
いつからか自生して咲くようになった我が家の彼岸花。
その花から花へと丁寧に舞いながら移動している黒い蝶が目に留まった。
なんの蝶かな?と、そっと近づいてみると…それは、翅がボロボロになったクロアゲハではないですか。
翅の原型がわからず、あの優雅なアゲハチョウにはとうてい見えなかった。
よほど彼岸花が気に入ったのか、ずっと飛んでいる。
ほんとにずっと。
側に居るとその痛んだ翅がバサバサと音をたてている。
なんて切ない。。なんて哀しい。。
いや、そんなことないか。君は美しい。美しいょ。
有終の美を一生懸命飾っているんだね。
ちゃんと君の姿を心に留めておくから。
コロナの秋か。。。
この秋はいつになく加速して深まっていく。